今や海外でも大人気！柴犬の魅力とは。

人間時に癒しが必要で、私の場合は我が家の絶対的女王の愛犬と戯れる事です。

現在絶賛換毛期シーズン真っ只中。浮いた毛を抜かれたくないイヌと、抜きたくてたまらないヒトの仁義なき戦い【春の陣】が日々繰り広げられてます。(癒しとは…？)

さて、突然ですがみなさんはイヌ派でしょうか？ネコ派でしょうか？
私は基本動物好きなのでイヌもネコも両方好きなのですが、どっちと問われるとイヌ派と答えます。その中でも私の推し犬種は『柴犬』。我が家のイヌも柴犬です。
今回はそんな推しイヌ、柴犬の魅力をザックリとですがみなさんに~~押しつけ~~…、

…お伝えしようと思います。

柴犬とは

日本原産のれっきとした日本犬。Made in Japan。
1936年(昭和11年)に天然記念物に指定され、第二次世界大戦直後は一時絶滅しかけた経緯を持っています。天然記念物として現存する日本犬は『柴犬』を含めて全部で6種類。その他に『秋田犬』『甲斐犬』『紀州犬』『四国犬』『北海道犬』がいます。その中でも一番小さく、一番オオカミに近いイヌとも言われており、最近では海外でも人気のある犬種です。
海外でも『Shiba-inu』で通用するみたいですね。

唯一犬種に『地名』が付かない柴犬の名前の由来は諸説あり、

・毛色が枯れた柴(芝)に似ているから
・小さいものを表す古語から

などといわれています。

ひとまとめに柴犬と言えど様々な個体がおり、一般的な特徴して立ち耳にくるっと巻いた尻尾、毛色は赤・黒・白・胡麻・黒胡麻・赤胡麻(なんかお饅頭の餡みたいでおいしそう…気のせい？)などで被毛はダブルコートとなっています。

…なので、室内飼いの場合は掃除機とコロコロは超マストアイテム。換毛期時の抜け毛量とコロコロの消費量がえげつない…。

柴犬は小型犬種の部類に入ります。更に小さい『豆柴』や『小豆柴』と呼ばれる個体もいますが、ここでご注意いただきたいのがこの呼称、犬種名ではないのでご注意を。通常の柴犬より小さかろうが犬種は柴犬なのです。個体識別するための愛称といったところでしょうか。

性格

飼い主には忠実で従順だけど神経質で頑固。えぇ…頑固ですとも。日本犬にみられる特徴でもあります。社交性があまりなく自ら尻尾を振って他の人間やイヌに近づく事をしません。逆にむやみに近づくと怒ります。独特の生真面目さ溢れるクールな性格かと思いきや、飼い主の前では様々は表情を見せてくれます。

要するに『ツンデレ』ってやつです。

そのギャップも柴犬の魅力なんですよね。

柴犬の尻尾

なんといっても最大の特徴の一つといえばくるっと巻いた尻尾。じつは尻尾も様々な形があるのをご存じでしょうか？
一概にみんながみんな尻尾が巻いているとは限らないんです。

尻尾だけでも奥深きイヌ…それが柴犬。

尻尾の形はざっと9種類。

①右巻き②左巻き③右二重巻き④左二重巻き⑤車巻き⑥半巻き⑦差し尾⑧半差し尾⑨太刀尾

意外に多い…。

我が家のイヌは⑧の半差し尾タイプ。くるっとは巻いておらず緩やかな半円を書いたような尻尾です。尻尾の種類を全く知らなかった頃は危うく柴犬疑惑をかけるとこでした…(？！)

柴距離は信頼の証？

柴犬には他のイヌにはない独自の距離感を持っていて、柴犬を飼っている間ではその距離の事を『柴距離』と呼びます。個体によって距離感は様々ですが近すぎず遠からず、手が届くようで届かないような微妙な距離感を保ち、すました顔でじっとこっちの様子を伺う事がしばしばあります。

えぇ…柴だけに。しばしば。

ちょっとネコっぽいところがあるのも柴犬の魅力のひとつですね。

イヌの肉球は○○の香り

実際イヌを飼われている方の間では割と有名な話ですが、犬の肉球って『ポップコーン』の香りがします。
間違って踏んづけたのかな？…ってくらいリアルなポップコーン臭。ちなみにネコの肉球も香ばしい香りがするそうです。人によっては違う香りがするようですが、共通するのは香ばしい香り。
肉球には唯一汗をかく事が出来る汗腺がある為、そこから出る皮脂や汗などがあの香ばしい香りを発しているとか。

番外編『世界のいぬ』本の紹介

最後に私が持っているちょっとアートな犬図鑑をご紹介します。

青幻舎さんより出版されています『My Picture Book　世界のいぬ』という図鑑。人気の犬種からめったにお目にかかることがない犬種まで全50種が掲載されています。ページを開くと『最初』は普通の図鑑ですが、よく見るとイヌの周りにはココを切り取れと言わんばかりの型抜き加工が…。余白となるその部分を自分の手で切り取って行くとはじめてこの図鑑本来の姿へと変わります。イヌが立体的に見えるアート図鑑、他にもネコ、鳥、花などもあるようなので気になる方は探してみてください。