ホームページ制作会社に入社するために必要なステップを徹底解説

こんにちは。今回はホームページ制作会社に入社するためにのコツを解説していこうと思います。この記事を最後まで読むことで、こういった業界を志望されている人は「何をすべきなのか」「どういう人が求められるのか」などを把握することができるので、より入社できる可能性も上げられると思います。是非参考にしていただければと思います。

 

どういった企業を選ぶべきか

 まずはじめに重要なのが、数あるホームページ制作会社の中で、どういった基準で入社する企業を選ぶかという点です。ここの企業選びを失敗してしまうと、せっかく必要なスキルや知識があなたに備わっていたとしても、その能力を十分に生かすことができずに損してしまいます。あなたのお金や労力を大きく無駄にしてしまう可能性があるわけです。

 

 それではいくつか判断基準を提示していきます。1つ目は「横文字ばかりの専門用語で宣伝している会社」です。これは要注意です。一見凄そうなことが書いてあるし、自分もそこに入社すれば市場価値が上がるのではないかと考える人もいますが、ここに引っかからないでください。本当に優良な会社は横文字で権威付けをしたりはせずに、分かりやすい言葉で宣伝するはずです。本当の優良企業は間違いなく数字などを出して実績で勝負してくるはずなので。

 

 2つ目は「その会社のホームページを分析する」です。ホームページ制作を収益源にしてビジネスをしているのであれば、肝心な自社のホームページの質を確認するのが手っ取り早いです。複数の企業のホームページをしっかり見て、自分と相性が良さそうな会社にアプローチしてみるのもいいでしょう。パッと見た直感で判断するのも意外と悪くないかもしれませんね。可能であればその会社が他社向けに納品しているホームページなども調べることができれば尚いいです。これに関しては検索だと難しいかもしれないので、インターンだったり、OB訪問などを利用して見させてもらうのがいいでしょう。

 

 3つ目はその会社のビジネスモデルを把握しておくことです。もっと言ってしまえば、その会社がクライアントとどういった契約でお仕事をしているのかという点です。ホームページというのは皆さんもご存知のように1度制作して納品すれば終わりというものではなく、時代の変化に応じて変わっていくものです。時代が変われば依頼会社のお客さんのニーズも変わるわけです。ですので、できれば制作契約に幅を持たせず、適切な期間で契約を交わしている会社を選んだ方がいいです。

 

 例えば最短契約を5年くらい長くしてその分の莫大な料金をもらって利益を上げている企業もありますが、そういった企業は顧客からの信頼も低くなる可能性が高いので選ばない方が健全です。逆に元々の料金が高くても、短い期間で健全なやり取りをしていて、かつ質の高いホームページを納品しているような企業であれば入社する価値があると思います。長期契約でお金を取るというビジネスモデルの会社は実力に自信がない現れでもあるのでできれば避けましょう。以上がホームページ制作会社を選ぶ際の判断基準でした。

 次に入社するに当たってしておいたほうがいいことについて解説します。まず1点目は「ホームページ制作の基礎知識を勉強する」です。これはもう当然ですがどの業界に行くにも知識が最低限必要です。業務の中で出てくるワードなどは入社までに一通り本などで勉強しておくと、入社してからもスムーズに仕事ができるでしょう。

 

 2点目は「ホームページ制作関連の会社にインターンする」です。これはかなりオススメです。もちろん先ほど紹介したように、知識をインプットすることも大事です。しかしながらやはり自分で手を動かして学ばないことには分からないことも当然あります。インターンでは周りに似たような志の人も多くいるので刺激になりますし、社員さんから知識をスキルの盗むこともできます。そしてこの経験をお金をもらいながらできるということが何よりもいいです。この業界に入社したい人であれば他の業界とは違い、入社時点でも一定のスキルが求められることも多いのでインターンをやらない手はありません。

(なおCUBEのインターン受け入れは時期によって異なります。お問い合わせ下さい)

 

 3点目は「簡単なホームページを自分で制作してみる」です。いわばフリーランスとして低い金額で案件をもらってくるというものです。これもある程度実力がついたら入社する前にチャレンジしてみてください。こういった案件は探せばいくらでもでてきますので需要がなくなることはまずありません。そしてフリーランスの強みは「自分で価格を設定できる」ことにあります。例えば普通のホームページ制作会社であれば1案件80万円取るところを、あなたが30万くらいの低価格で提供すれば相手側からしてもかなりコスパがいいです。もちろんあなたのスキルが格段にアップしてさらに質の高いホームページを制作できるようになれば、逆に企業よりも高単価で営業できるかもしれません。ただしそういった実力をつけるにはまず会社に入って経験を積んだ方が早いです。

 

就職前に行うこと

 続いて就職テクニックに関連したすべきことをお話しします。まず1つ目は「その会社に入って何がしたいのかを具体的に考える」です。皆さんが面接を受けるとき人事から間違いなく聞かれるはずです。この問いの答えを深掘りできていなければそもそも入社して働くことは難しいでしょう。多くの人は過去に自分が何をして、どういうスキルがあるのかを自信満々に話しますが、そんなのは二の次で、志望理由であったり、将来のビジョンを考えてアピールする方がよほど大事です。

 

 2つ目は「自分に~ができる。という可能性をアピールできる要素を考える」です。先ほども言ったように多くの人は過去の栄光や実績を話したがるのですが、それよりかはあなたがこのホームページ制作会社に入社したらどういった領域で会社の売り上げに貢献できるのか、どういった業務で大きな力を発揮できるのか、をアピールすべきなのです。人間というのはまだわからないことに期待をかけたい生き物なので、過去に作ったホームページを見せびらかす人よりも、これからどんなホームページを作っていくつもりかビジョンを語る人の方が評価されやすいです。

 

 3つ目は、「入社したい会社の問題点を分析して、自分なりの改善点を提示する」です。これはかなり難易度が高いですが是非やってみて欲しいです。どのホームページ制作会社でも間違いなく課題を抱えています。まずはそれを社員さんに事前に聞いたり、サイトを調べるなどして考えてみてください。そしてその課題に対して自分が入社したらどういった形で改善したいと思っているのかを伝えてみてください。これだけでもあなたは他の志願者とは一線を画した人材になるでしょう。

 

 ということで今回はホームページ制作会社に入社するにあたって、「選び方の基準」「しておくべきこと」「就活でのアドバイス」という大きく3つのフェーズで解説してきました。これらを実践すればあなたが志願する制作会社に入社できる可能性は確実に上がるでしょう。是非この3点を参考に対策していただければと思います。