洗濯板ってどう使うの?

突然ではありますが、弊社では、月替わりでそれぞれ当番の所のお掃除をします。

筆者は今月はタオルのお洗濯で、他の会社さんがこういうタオルの洗濯をどうしているのかは分かりませんが、弊社では手洗いで洗濯しています。この時期、冬場は特にしんどいですね。水しか出ないので…。

というわけで、そのタオルを洗濯する際に、弊社では洗濯板を使用しています。多分100円均一とかで購入したと思われるプラスチックの洗濯板です。筆者がこの会社に来たときからすでに存在していました。

そこで初めて洗濯板というものを触るわけですが、まあ、テレビなどで時々出てくることもあったのでなんとなくではありますが使い方も知ってはいました。

洗剤つけてこするんでしょ…?っていう程度ですが…。

いかんせん、筆者が生まれたころは三種の神器が揃ってる時代でしたので(三種の神器に洗濯機ってふくまれてましたっけ…?だいじょうぶ…?)触る機会が全くと言っていいほどなかったんですよね。

で、そんななんちゃって知識でなんとなく洗濯を行っていたわけなんです。なんか泡立ちも良くないし、タオルが茶色なので、実際汚れ(ちょっと塗れた手を拭くだけなので、明らかに汚れているっていう状態になることは全くと言っていいほどないんですが)が見えないんですよね。汚れているのかどうかがわからないっていう。

そんなこともあり、みんなが手を拭くものなのでこれではちょっとまずいかな…なんてちょっと思いまして。

きちんとした方法を調べてみたいなと思いました。

では、次からご紹介していきたいと思います。

現代において、洗濯板を使って洗濯をする方はそんなにはいらっしゃらないかなと思いますが、靴下とかハンカチとか、ちょっとしたものを洗濯板を使って洗うという風に聞いたこともあるので、ちょっと洗濯板を使った洗濯に興味があったという方の参考になると良いなと思います。

 

洗濯板にはこんなにメリットがあった!

洗濯板には、一見、自分の手を使う必要があるので面倒そうな印象が大きいですが、筆者が知らなかっただけで現代でも根強い人気があったんだそうです!

というのも、洗濯板にはメリットがたくさんあったんです…!

節水になる。

洗濯機での洗濯は、洗濯物の量に対して必要以上の大量の水を使うことになります。そのため水道代がかさんでしまうことになってしまうのです。

洗濯板を使っての洗濯だと、必要な量の洗剤と、少なめの水だけで汚れが良く落ちます。すすぎ洗いも、自分の目で見て洗剤のすすぎ残しがないかどうかが確認できるため、水が節約できて資源にも優しく、お財布にも優しいアイテムなのです。

ただやはり忙しい現代では、日常の洗濯を全て洗濯板でまかなうのは大変ですよね…。時間と体力に余裕があるときに丁寧にお洗濯というかんじで行うのがいいでしょう。

一回の洗濯でだいたい18円の水道代がかかってくるそうです。それを毎日1回の計算で年間約7,000円弱になるそうです。

節電にもなる。

洗濯機を使わないという事は電気を使いません。なのでその分節電になります。まあ、電気代だけでは年間微々たるものという感じの様です。

最新のドラム式洗濯機では、毎日の洗濯(1日1回)で年間680円程度の電気代になるそうです。

電気代だけ見れば、この程度のコストだったら洗濯機を使った方が断然いいじゃんと思うかと思いますが、洗濯にはどちらかというと水道代の方がかかってきます。

全自動洗濯機には、洗濯のコースが様々あります。みなさま普段は、「標準」コースや「おまかせ」コースなんていうので洗濯している方がほとんどではないでしょうか。普段の着用での汚れであれば、「倍速」コースや「スピード」コースで十分に汚れが落ちるので、その分電気代が4割ほども安くなった例もあるそうですよ。

全自動洗濯機の余談でした。

少ない洗剤で汚れが良く落ちて綺麗になる

洗濯板では、少ない洗剤量でも衣類と洗濯板の直接的な摩擦でよく泡立つそうです。全自動洗濯機の場合は、たまった大量の水の中で衣類同士をこすり合わせて汚れを落としています。これだと洗濯板と違い泡立ちも洗濯板程ではないし、汚れをピンポイントに洗うこともできないので、結果、洗濯機よりも洗濯板を使えば汚れが良く落ちるというわけです。

 

洗濯板を使った洗濯の仕方

さていよいよ、本題の洗濯板の使い方です。

まず用意するものは、

・洗濯板

・洗面器やタライ(大きめだとあらいやすそうです。)

・洗濯ブラシ(古い歯ブラシでも代用できるそうです)

・洗濯せっけん(固形or液体)

洗濯する際の水はお湯やぬるま湯を使うと、汚れ落ちが良くなります。

1.洗面器、またはタライに水を入れ、洗濯せっけんを適量溶かします。

2.洗濯せっけんを溶かした水の中に洗濯物を入れて、こすり洗いをします。(汚れがひどいときは、15~20分くらい浸け置きしておきましょう。)
洗濯物を洗濯板のぎざぎざ対して上下に動かし擦り洗いします。

3.汚れがひどい部分は、その部分を摘まんで念入りにポイント洗いをします。

4.汚れが落ちたら洗濯せっけんが残らないようにすすぎましょう。

 

さいご

みなさまいかがでしたでしょうか。きちんと洗濯板を使えていましたか?

筆者は、水を溜めずに洗ってしまっていました。(多分洗剤を無駄遣いしていたかもしれません。)

エコの為にも、汚れがひどいものだけでも洗濯板を使って洗って、通常使いの汚れの洗濯物と一緒にスピードコースで洗濯するのがいいのかなと筆者は思いました。

それではまた。