ホームページはスナイパーーそのホームページ標的をとらえてますか?

ホームページにおいて最も大切なこと、それはサイとのコンセプト。

しかし、このコンセプトというものを大きく間違えているサイトは結構多くて、むしろ逆効果なコンセプトに突っ走っているようなサイトも少なくありません。

では、なぜそんなことが起こるのか。

それは、ホームページがスナイパーであることを認識していないからです。

 

 

ホームページはこれまでにない宣伝媒体

2000年代急速に進化してきたホームページ。

その宣伝媒体としての特性は、これまでどんなものにもなかった特殊なものであることを理解しなければいけません。

 

テレビCMは機関銃の一斉放射

これまで、宣伝媒体のキングといえば、間違いなくテレビCM.

お茶の間(という言葉も聞かなくなりましたが)に流れるテレビCMによって、その場でテレビを見ている全員に対して商品を宣伝するのがその手法でした。

ですから当然、それは、家族が同時に見て好ましいものでなくてはいけなかったわけです。

ある意味それは、娯楽でありエンタメでもあったわけですから。

見ている全員の心に刺さるような内容、それはまさに全方位射撃を行っている機関銃のようなものです。

 

ホームページはみんなで見るものではない

ところがホームページは、家族みんなで見るものではありません。

ホームページは、欲しいものズバリのワードで検索をかけたり、必要な業種そのものをピンポイントでリンクをたどってやってくるのが普通。

しかも、その行動の主体は、あくまで個人です。

そこに、一般受けや広く大衆に好まれるような演出は必要ないのです。

 

ホームページはスナイパー

ホームページに訪れる人は、最初からその分野に興味のある人。

イチゴのショートケーキを捜しに工務店のホームページには来ないように、そのホームページの業種や業態、商品やサービスに用のない人は訪れません。

そうつまり、ホームページの訴求力は、その分野に興味のある人だけにあればいいのです。

ピンポイントで客のニーズにこたえる、ピンポイントで客層の好みに合わせる、ピンポイントで企業のベネフィットを主張する。

そんなピンポイントを正確に射貫く、まさにホームパージはスナイパーなのです。

 

 

あなたのホームページは標的をとらえているか

ホームページはスナイパー。

それを認識したうえで自社のホームページを見てみましょう。

そのサイトの中に、きちんと標的は捉えられていますか?

 

標的のデータをきちんと把握しているか。

あなたが標的とする顧客、そのデータをきちんと把握できているでしょうか。

あなたの会社の製品はどんな時どの様な客層の人に求められるものなのかだけではなく、その客層の人たちが何を好むのかについてまで理解していますか?

サイトに掲載されている何気ないひとこと、ブログ記事、使っている画像、動画やアニメ―ション。

その中に、客層の好まないものは混じっていませんか?

標的の全般的なデータを把握していないと、思わぬところで顧客を逃がしているかもしれませんよ。

 

標的の能力を理解しているか。

たとえば、高齢者を対象とした商品の説明文が小さな文字で書いてある。

こうして指摘をすれば、誰でも「それはだめだな」と思うようなものでも、けっこうこういうホームページは多くあります。

若い女性向け商品を売っているホームページのブログ記事、改行もせずにびっしり文字で埋めていませんか?

ビジネスパーソン向けでもないのに、ビジネス用語的な外来語を多用してはいませんか?

もしそうなら、それらはすべて、ホームページが標的としている顧客が能力的に読めないサイト。

もはやホームページとしての存在意義がないといっても過言ではないサイトなのです。

 

標的のニーズをきちんと表現できているか

たとえば、きちんとしたクオリティを求める様なサービスでの安売り押し。

たとえば、容器の可愛さが大きな比重を占めるような商品なのに中身の性能しか書いていない。

たしかに、商品やサービスにおいて性能や値段というのは大きな訴求要素ですが、これでは逆効果でしかありません。

そして、もし、そのことを理解していたとしても、では顧客の購買意欲をそそるニーズへの答えがホームページでトップ項目に上がっているでしょうか。

サイトの一番目立つところにちゃんと書かれていて、まず目に入るようになっていますか。

それは、あなたのホームページにとどまってきちんとその内容を見てくれるために必要な、外してはならないファーストアタック。

一目で、つまり一撃であなたの標的を撃ち抜けるような工夫がされていなければ、効果は薄いと考えてください。

 

 

標的をとらえるにはどうしたらいいのか

標的をとらえていないホームページ。

その改善のポイントは、第三者的視点でどれくらい自分のホームページを見ることが出来るのかにかかっています。

 

まずは徹底してデータ収集をしよう

まず初めにしておかなければならないのは、データ収集。

自社のサービスと商品がどの層に受け入れられているかはもちろんのこと、標的としている層の実情、現状、トレンド、脳力から身体的特徴まですべてです。

特に、特定層の嫌いな表現や不得意なものなどはよりきちんと調べておきましょう。

言うまでもないですが、標的としている層に好まれるホームページ作りをするのが最適解ですが、それよりもまず、標的としている層に敬遠されないようにするのが先。

まずは、そこから徹底してみましょう。

 

同業他社との比較を行う

つぎに、同業他社との比較。

この時、同業他社の中でも比較的経営がうまくいっている社のホームページとうまくいっていない社のホームページを自社のホームページと比べるとより良いでしょう。

そして、この時重要なのが、やはり第三者目線。

特に、潜在顧客の目線で、そのホームページを見るというのがとても大切です。

そして、あなたが顧客だった場合「買いたい」と思わせるホームページがあれば、躊躇なくマネしましょう。

 

ホームページ訪問者の動線をしっかり把握する

スナイパーにとって、標的の動きを認識するのは当たり前のテクニック。

それと同じようにホームページにおいても自分のサイト内を潜在顧客がどのように動き、そしてどこに最も注目するのかをしっかり押さえておかなければいけません。

最初この表現で興味をそそり、そしてここで補完し、最後にここでとどめを刺す。

そして、そのすぐ近くに商品やサービスへのお問い合わせ、もしくは購入につながるフォームがある。

そう言った動線を確保して、標的を狙撃ポイントまで導く。

これもまた、重要な要素です。

 

アクセス解析で分析する

グーグルアナリティクスなどの分析用ツールを使ったホームページの分析。

これもまた重要なステップ。

こういったホームページの分析というものは、つまりはどれだけ効果的にホームページが機能しているのかということですので、もはやマストです。

というのも、分析ツールに主観は存在しません。

徹底的に第三者目線で分析してくれますので、渾身の出来であった自慢の記事に全く効果がないなんてことも忖度なく教えてくれます。

忖度なく厳しく評価してくれる、有能な側近です。

 

 

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しかし、良いホームページや効果的なホームページ、さらにその上を行く有能なホームページを作るのは簡単なことではありません。

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