華麗なるカレーの話

熊本市内郊外にカレーとコーヒーを提供するお店があり、気になっているのだが休日はいつも多い。夜は閉まっているので行けるチャンスは休日しかない…。絶対美味しいに違いないと想いを馳せて以降、無性にカレーが食べたくなってきた。

…なので、更にカレー欲を高めるために(？)色んな国のカレーを紹介。ちなみに気になるお店はスリランカカレーを提供してくれるらしい。

インド

カレーと言えばインド。インドと言えばカレー。ナマステ。
だけど一括りにしちゃいけない。そしてインドの方はカレーを『カレー』と言わない。それだけ奥深い食べ物(らしい)。

　北インド地方

スパイスをふんだんに使ったこってり濃厚なのが特徴。インドカレーと聞いて連想するのは恐らくほとんど北インド地方のカレーではなかろうか。
・ムルグマッカーニ（バターチキンカレー）
・キーママター（キーマカレー）
・タンドリチキン　etc…

　南インド地方

北インド地方同様スパイスがたくさん使われている。更にはココナッツミルクなども入っている。カレーは水分が多くサラッとしている。カレーというよりはスパイシーなスープっぽい。南インド地方は日本と同じ米が主食。
・トマトと胡椒のスープ(ラッサム)
・野菜と豆のカレー(サンバル)
・ひきわり豆(ダールカレー)　etc…

スリランカ

南インドに近いため基本似ているが、スパイスの製法が違う。日本のカレーのように色んな具材が入っているわけではなく、1種類の具材にたくさんのスパイスで煮込んで作るそうだ。
・チキンカレー
・フィッシュカレー　etc…

タイ

スパイスではなくハーブや発酵調味料が多く使われているのがタイのカレー。サラッとさっぱりしてるが辛い、とにかく辛い。インドカレーとは特に関連性はない。タイでは日本から来たカレーも入ってきており一般的な食べ物になりつつあるとか。日本のカレーじつはスゴイ。
・グリーンカレー
・レッドカレー
・マッサマンカレー etc…

イギリス

国だけ聞くと意外なイメージだが、日本カレーの礎となったのがイギリスのカレー。本当はシチューが食べたかったイギリスの船乗りさんがシチューの具材とスパイスで作ったのが由来。イギリスはインドの様に多様なスパイスを使いこなす事が出来なかったので、のちに『カレー粉』を発案する。イギリスもまたインドカレーとは関連性がない模様。