魅力的な音を奏でるアコーディオンについて

昨日お夕飯を調理中に包丁の先に左手を置いているのに気づかずにそのまま包丁の先で左手の中指を突き刺してしまった筆者です。

小学校から音楽の授業で楽器を選択する際は絶対にアコーディオンを選ぶ筆者です。(そもそもそういう授業があったの小学校だけだったけど。しかも1回きりだったけど。)

通勤BGMは決まってアコーディオンが使ってある曲を聴く筆者です。(そうじゃない時もあります。)

そんなわけで、今回はアコーディオンについてが題材です。

 

アコーディオンの歴史

アコーディオンの起源は、世界最初のフリーリード楽器は中国の笙(しょう)であり、この笙のようなフリーリードによる発生の仕組みを18世紀に中国からヨーロッパへ技術を持ち帰ったものと思われています。発明者については諸説あり。

アコーディオンの音が鳴る仕組み

両手で左右の筐体を持ち、それぞれの手で筐体上の鍵盤やボタンを押すと、シャフトでつながった空気弁が開き、蛇腹を伸縮することで送られた空気が開かれた弁を通り、リードを通り抜ける時にそれを振動させることで音を鳴らします。このリードがフリーリードと呼ばれるもので、薄い金属の板で、共鳴管によらずリード自身の長さや厚さで高温が決定されています。通常アコーディオンの場合は蛇腹を押した時と引いた時の両方とも発音するようにリードの枠に表と裏、2枚のードがセットされています。

押し引きで違うリードが発音するため、押した時と引く時で同じ音が出るクロマティックタイプと呼ばれるアコーディオンと、押した時と引く時で違う音が出るダイアトニックタイプと呼ばれるアコーディオンがあります。

 

アコーディオンの種類

1829年に発明されたアコーディオン。以来、さまざまなタイプのアコーディオンが作られてきました。

このアコーディオンという楽器、同じアコーディオンであっても、タイプが異なれば全く別の楽器と言っても過言ではないほど奏法や音楽性が変わってきます。難しいところではあるんでしょうが、そんなところも魅力的ですね。

アコーディオンの種類は、先に上げた蛇腹の操作がクロマティックタイプ(押し引き同音式)か、ダイアトニックタイプ(押し引き異音式)かになります。

また右手がボタン式の鍵盤かピアノ式の鍵盤もあります。

ピアノ・アコーディオン

ピアノ鍵盤アコーディオン、もしくは鍵盤アコーディオンと呼ばれることもあるピアノ・アコーディオン。ヨーロッパで19世紀に発明されたタイプで、日本では最も一般的なタイプのアコーディオンになるそうで、ストラデラ・ベースをもつクロマティックタイプ(押し引き同音式)が最も普及しているものだそうです。(筆者の小学校もこのタイプでしたね。ボタンとかついてたっけ?)

右手部がピアノと同じ形状の「手鍵盤」になっています。ピアノよりも鍵盤のサイズは小さめであることが多い。形状がピアノと同じなのでピアノ奏者は特に苦もなく演奏が出来そう。

左手部のベースボタンは和音伴走の為のものになります。ボタン配列は標準的なストラデラ・ベースや、旋律も自由に弾けるフリー・ベースなどさまざまあります。

プロが演奏に使うものになると、大型のアコーディオンで41鍵120ベースが標準だそう。右手の手鍵盤が41個で、左手の和音伴走用のベースボタンが120個あるという事です。

ボタン・アコーディオン

ボタン式の鍵盤を備えたアコーディオン。クロマティック・アコーディオン(押し引き同音式)と、ダイアトニック・アコーディオン(押し引き異音式)の2系統が存在します。

この蛇腹操作の特性上、クロマティックは大型、ダイアトニックは小型のアコーディオンが多いそうです。(名前だけ見ると、大小は逆の印象を受けました)

そのほかのアコーディオン

ケイジャン音楽(フランス系の移民、ケイジャンによってつくられたダンス音楽)の伴走に使われるメロディオン。

メロディオンとは、ダイアトニック・アコーディオン(押し引き異音式)の英語の異称。

オーストリアのシュランメル音楽(19世紀後半のウィーンで発達したオーストリアの民族音楽)で使われるアコーディオン。

オーストリア、ドイツ、スイス、スロベニア、南チロルなどのアルプスの地域を中心にした民族音楽の主力楽器の一つであるスタイリッシュハーモニカ。

その他さまざま、アコーディオンは本当に種類がたくさんあります。

 

カッコイイ アコーディオン曲集

筆者は、アコーディオン好きとか言いながらCDとかは持ってないのでいつもこれ聴いてます。

タイトルの通り、収録されてる曲がとってもカッコイイんです。

他にも、ケルト音楽とかで検索してもアコーディオンが素敵な曲が出てきますね。

唐突ですが、アコーディオンとクラシックギターの組み合わせは最高です。

 

みなさんも聴いてみてくださいね(´_ゝ`)。