雨の日の足回りのお話

 

こんにちは。前回傘の紹介でしたが今回は雨の日の足元についてのお話です。

皆さんは雨の日はどのような靴を履いていますか?おそらく長靴を履く方が多いかと思います。

自分の場合は濡れないようにするより濡れること前提でいく精神でサンダル履いちゃうタイプです。

毎年梅雨の時期になると豪雨により足元が見えなくなるほど雨の降る九州地方ですが、普段遣いから災害レベルのときまでシチュエーションに合ったおすすめのものを紹介します。

 

普段遣いにおすすめなもの

仕事によっては革靴や規定のもので出勤するといった事が考えられるかと思いますが出勤・退勤のタイミングで履き替える事を前提にします。

ちょっとした雨から足元が浸かるレベルの場合、濡れる前提だとやはりサンダルがおすすめです。

サンダルというとビーチサンダルやクロックスが思い浮かぶかと思います。

クロックスは足の甲が覆われているので一見安全に見えますが、ゴムの特性上濡れると摩擦が変化しちょうど足の甲に穴が空いている箇所が当たります。

以前雨の日にクロックスで3キロ以上歩いたことがあるのですが、靴ずれになってしまい痛い目を見ました。

一番注意するべきは雨の日の足元の怪我で、靴ずれ等で革が向けた場合濡れること前提のサンダルでは泥水が直に当たることになるので傷口からばい菌が入りやすく非常にリスクがあります。

ビーチサンダルの場合は靴ずれは起こしにくいですが、素材次第では親指と人差指の間で靴ずれを起こし例の通りリスクが高くなってしまいます。

つまり濡れること前提はリスクが伴うということです。

あれ、リスクがあるのになぜおすすめなのかと思いましたか?

おすすめの理由としては、靴ずれは基本的に履きなれていないものや足に合っていないもので起こる現象で、コンクリートの歩道等でちょっと出歩く位や殆ど車や交通機関がメインで徒歩は数分といった場合は上記のリスクは殆どないため、おすすめできます。すぐに乾くので帰りも気にせずサンダルで行けます。

 

次におすすめなのは長靴です。

長靴は普段履かないという人が多いと思うので、サンダルのときに上げた靴ずれのリスクは比較的高いです。

ですが、雨水が侵入しないメリットは大きく厚手の靴下などで靴ずれを軽減することができ、特に冬は足元が冷えると体が冷え体調を崩す恐れがあるので断然安全です。

どのメーカーがおすすめなのかという話をしようと思ったのですが、基本的には自分が履きなれたものが一番となるので、あまりこれがいいとはいい難いです。

普段履きしているメーカーがもし雨靴等を出しているのであれば一番オススメできます。

同じメーカーだと形状や素材が近いものが多いので靴ずれのリスクを最小限に抑えることができます。

 

おすすめできないもの

数年前からドン・キホーテ等で売られ始めた「普段履きの靴を雨靴にするアイテム」があります。

皆さんは御存知ですか?

ゴム素材でできており、普段履いている靴の上に靴下を履く要領で装着するものです。

この商品は普段履きの靴を使えるため上記で上げた靴ずれリスクは無いですが、もっと大怪我をする可能性があります。

1年前の自分の体験談となるのですが、出勤する際にこの靴用の靴下を装着し玄関を出てすぐにズルっと足を滑らせて開脚してしまいました。

玄関から一歩目で怪我しかけたので心臓バクバクになりながら歩き始めました。

その頃はアパートに住んでいたので2階から降りるために階段を使用するのですが、その階段でもズルっと思いっきり滑ってしまい、今度は傾斜があったためそのまま転倒し足の側面などを大きく擦りむき数カ所打撲する怪我を負いました。

バランス感覚には自身がありスケートやバランスボールなどが得意だったのですが、そんなことは関係なしと言わんばかりにツルッツルでした。

下手をしたら頭を強打し即死する可能性もあったので非常に危険です。特にタイル等の上ではスケートリンク以上に滑るため常に足を滑らせながら歩くような感覚でした。

大変危険なので、絶対におすすめできません。

 

足元が見えないくらいの豪雨の場合は

毎年豪雨に見舞われる九州ですが、普段の雨とは違い最も危険な場面が出てきます。

排水溝からゴミや瓦礫等が浮き上がってくるため木片や鋭利なゴミなどで足を踏み抜く危険があります。

もちろんのことですが、崩れなどとは比にならないレベルで危険です。

そういった場合におすすめなのが鉄板入りの雨靴や登山靴です。

九州北部豪雨では雨の中で片付けや救助活動を行っている方が鉄板入りのブーツで数日作業を行ったところ、靴の裏に釘や木片が大量に刺さっていたという事例がありました。

足元を怪我すると最悪の場合は切断が必要なほどの大怪我になる場合があるので、有事の際はなにより安全第一なものを選ぶことが大切です。

 

まとめ

今回は雨の日の足元についての話でした。

ここ数日も雨続きで危険な地域が出てきています。

何より安全第一で乗り切りましょう。