パリ旅行記⑤

 

もう7月の半ばなのに、まだ夏を感じれず物足りない日々です。

先日、沖縄出身の子と知り合ったので沖縄縛りの沖縄飲みをしました。

内容はみんなでオリオンビールのTシャツ着て沖縄の食べ物を食べて飲むというもの。
沖縄から買ってきてもらって海葡萄、島らっきょ、ゴーヤチャンプル、ラフテー、紅芋コロッケ、ヤギ汁(汗)などなど

そこで所見だったのがファミマ沖縄限定で販売してる泡盛珈琲という存在。
率直に言って、あれは危険な飲み物である。

いや、ホント下手に手出したら痛い目遭うよ。

あんなものが沖縄のコンビニに普通に売ってあると思うと島人の肝臓の強靭さに圧倒されます。
みなさんも是非、1杯で明後日まで酔っ払いたい場合は是非お試しあれ。

その後どうなっても知りませんがね。(大袈裟)

 

さて、今日もまだまだ何気に続くパリ旅行第5章をつづっていきたいと思います。

モンマルトルの街並み

モンマルトルはパリの中でも住宅街にあたる
古いアパルトマンの建物の外観は100年以上も当時のままの姿で保たれている

どこを歩いても石畳の道と石造りの建物。
サクレクール寺院の裏から小道へと道がつながっておりテルトル広場につながる。

どうやらモンマルトルは当時家賃の安さから芸術家が集まる街だったようで、あのピカソも一時期住んでいたらしい。

どうりで道を進むとアートなものがたくさん目に飛び込んでくる
道で絵を描く人がいたり、楽器を奏でる人がいたり、みんなその日暮らしのキリギリスのようだけどなんか楽しそうに生きてるように見えるんだよね。

縛られるものなんて何もない、好きに自由に生きていくんだって、そんな人生を謳歌してるかしらね。羨ましい。。

さて、ここまで歩くだけ歩いたので途中のテラスのパブに座ってビールで休憩(まだ午前中だけど)

椅子に座って歩く人たちを見ているとみんなフランスパン片手にかじりながら歩きフランスパンしてるw

 

聞けば、この先に有名なフランスパンのお店があったらしい。
こっちではフランスパンなんて1ユーロとかそんなもんだろうから気軽に食べてるけど、もれなくノド乾きそう

さすがにフランスパンは買う気になれずだったけどモンマルトルは十分堪能できたから次はルーブル美術館に行ってみることにした。

ルーブル美術館はデカすぎた

メトロへ乗ってパレロワイヤル駅で下車する。
駅降りてから結構歩いたと思う。
すでになかなか歩いていたけど、さらに歩く歩く。

やっとルーブルの入り口らしきところにたどり着く。

古い建物をくぐって広~~~~~~い中庭に入るやいなや、圧巻の建造物に目を見張る
そりゃね、世界最大級といわれる美術館だもんで、でっかいでっかい(驚)

広大な敷地を囲む美術館の建物とあの例のピラミッドもあるよ。
うわぁぁぁぁぁぁぁ本物やぁぁぁ、すげぇ!って感動と同時に、正直言って広大すぎる敷地に萎えて中まで入るのやめとこうってなった。

だって、全部見るのに二日はマックスかかるらしいし、足痛いしなんて言ってその時は中庭でも十分満足できたけど
後々考えると、中に入っておけばよかった。と後悔先に立たず。

特に今やコロナのこんな世の中になったとあらば次いつ行けるか分からないし
ましてや一生行けないかもしれない。そう考えるとまだまだガンガン旅を楽しんどけばよかったと思う。

そこから疲れたので一旦宿に戻ることにした。

宿に戻ったら夜はセーヌ川クルーズのディナーに行ってみようということになった。
ホテルのフロントの女の子がすごくフレンドリーでクルーズに乗りたいんだけどって言ったら
席は空いてるか聞いてくれて、予約まで取ってくれた。ホントいい子で助かった~

バトームッシュからの眺め

クルーズの時間は確か18時から搭乗するとかだったと思う。
日が落ちかけた夕方背中にはエッフェル塔が見える。
その時間だけでもすごく贅沢した気がしたんだけど、これからこのバトームッシュ船に乗り込んでセーヌ川を一周しながらディナーを頂く

船上では生演奏の音楽と、リアルセーラーの制服を着たスタッフが配膳してて雰囲気からパリを演出してる(やるな~)

乾杯から始まってコース料理もスタートする。
外の景色を見ると川を沿ってパリの景色を見せてくれる

川べりには若者が等間隔で座りながら、ワインを飲んだりくつろいで談笑する姿が並ぶ。

そうか、セーヌ川ってパリジェンヌにとってくつろぎの場所なんだ。
一日の終わりに日が落ちる夕日を友達や恋人なんかと眺めながら一日を語り合う。
何もかもがシンプルな彼らは飾らず自分にとって心地のいいことを日常に求めているような感じがした。

セーヌ川からは主要な建物も顔をのぞかせる。
アレクサンドル三世橋やオランジュリー美術館、さっき行ったルーブル美術館、今は焼けてしまったノートルダム寺院も見える
それまで上流へ向かって進んでいた船もくるっと向きを変えて今度は下流へ進む。

反対側の景色が進むごとに日も徐々に落ちてエッフェル塔のライトアップした表情が見える

船のデッキから見たあの景色は今でも忘れられないパリ一番の景色になった。

次回へ続く