こんにちは、ブログではあまり触れていませんでしたが実は大の映画好きの城村です。
今回は、人気俳優ランキングなどで一位に輝くトム・クルーズさんについてのお話です。
スタントマンは使わないスタイル
トム・クルーズさんの代名詞とも言える作品、ミッション・インポッシブルシリーズで彼は様々なスタントに挑戦してきました。
第一作目では、裏切られたことを悟ったイーサン(トム・クルーズ)が巨大な水槽を爆破して脱出するシーンでは、実際に大量の水を使用して撮影を行いました。
使われた水は約15トン以上と言われており、下手をしたら押し流されて水圧で大怪我をするところでした。
そのシーンは本人のアイデアにより生まれたもので、序盤の見せ場となるシーンとなりました。
二作目では、とある人物を追いかけるためにバイクで走り抜けるシーンがありますが、これも実際に本人がバイクに乗って撮影を行いました。
ただでさえ山道でバイクをかっ飛ばすのは非常に危険ですが、トム・クルーズはヘルメットをせずに撮影に挑みました。
実際のシーンを見ても分かる通り、少しでもコケれば大怪我は避けられないほどのスピードが出ており、もしも撮影で失敗が起こっていたら今頃ミッション・インポッシブルシリーズは打ち切りになっていたかもしれません。
有名な場所も格好の撮影場所
ミッション・インポッシブルのゴースト・プロトコルでは、世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」での撮影を行いました。
窓際から外を覗くだけでも冷や汗がでそうな高さですが、高層階で外に出て宙吊りになりながらスタントを行いました。
もしも命綱が切れたら確実に死んでしまうような高さでもいつもどおりの表情で演技をできるトム・クルーズは、撮影スタッフとの信頼関係がとても強いことを表していると思います。
フォールアウトではパリの上空7600mからのHALO降下(高速で落下するスカイダイビング)を行い非常にキレイで危険な映像を届けてくれました。
実際の撮影場所は許可が唯一降りたアラブで行ったようで、訓練のために100回以上飛び降りたそうです。
この他にも様々な国で撮影を行っており、観光名所から秘境の地までまるで旅行に行った気分になれる作品です。
様々なものを乗りこなすテクニック
先程も二作目でのバイクスタントについて触れましたが、それ以外にも様々な乗り物に挑戦しています。
バリー・シールでは、運び屋役でプロペラ機を操縦しておりこの作品では一部のみのスタントだったようですが撮影までに相当な時間トレーニングを積んだようです。
その後、ミッション・インポッシブルのフォールアウトではヘリの操縦までやってのけました。
ヘリの操縦はプロペラ機よりも非常に難しく、2000時間以上の訓練を積み免許を取ってから撮影に挑んだそうです。
この撮影はあまりにも危険だったため撮影許可が降りた場所はニュージーランドのみだったそうで、プロのパイロットですら難しいアクロバット飛行を行いながら演技をこなしました。
ちょうど今月にアメリカで初公開を予定しているトップガンの続編では海軍から許可を得て撮影を行っており、実際にスーパーホーネット(ジェット機)を飛ばしました。
このトップガンの続編ではトム・クルーズだけではなく他の俳優も訓練を受けており、それ自体も本人が設計したものでした。
最近はNASAと協力して宇宙での撮影を予定しているようで、俳優で最も多くの乗り物に乗ったと言えそうなほどのチャレンジャーだと思います。
宇宙を題材とした映画は数多くありますが、実際に宇宙で撮影する映画はどんなものになるのか非常に楽しみです。
怪我は映画の一部
すでに2回も話題に出しているフォールアウトでは、ビルの上で飛び移るシーンで「失敗」しており骨折をしながらも演技を続けたそうです。
本来ならば失敗したNGシーンではありますが、この作品ではその際に撮ったものを本編でもつかっているようで映画館で見たときは手に汗握る最高のアクションでした。
全治9ヶ月と言われたトムは医者の反対を押し切って6週間で復帰をしたそうです。
このときすでに50代半ばで一般人であれば仕事も手につかないような大怪我ですが、人間離れした回復力を発揮し残りの撮影も全て行いました。
まとめ!
ネタバレにならない程度にお話させていただきましたがいかがだったでしょうか。
今後公開予定の作品で自分が気になる作品はマトリックス4です!
一作目が自分の生まれ年に出ている作品ですが、DVDが擦り切れるほど見返した作品です。
ジョン・ウィックで人気マシマシなキアヌ・リーブスさんのアンダーソン君・・・ネオとしての、新しい演技が楽しみで仕方ないです。
コロナの影響で映画の撮影が遅れ次々と公開が延期となる映画業界ですが、過去の作品も素晴らしい作品がいくつもあるので皆さんにも是非見ていただきたいです。