今後5年以内に、私たちの生活を変化させる5つの技術

droon2 ここ数年を見た時、IT技術の発展スピードは、産業革命以上の変化を世界に与えています。 そんな時代に生まれた私は、結構面白い時代に生まれることが出来たなあ、と思うこともあるのですが、まだまだ変化の時代は序盤です。 PCやスマートフォンが、多くの人の生活を変えたように、今開発中の技術もあなたの生活を変えるかもしれません。   あなたの生活を変えるかもしれない5つの技術 ・自動運転3Dプリンタ人工知能(AI)ロボット・ドローンVR    

自動運転車

autocar コンピュータが人に変わって運転する、というアレです。 すでに衝突防止システム等は一般に普及しているところですが、いずれは人に変わって運転ができるようGoogleや日産等、主要なメーカーがいち早い実用化を目指しています。 もちろん「コンピュータの誤作動で交通事故が起こるのでは」とか「運転する楽しみを取り上げられたくない」といった否定の言葉も聞かれますが、もし自動運転カーのお陰で本当に交通事故がなくなったり、配送のコストが安くなるなら素晴らしいですよね。 いくらメーカーが実用化を急いでも、すでに走っている膨大な車を自動運転カーに入れ替えるには20年間必要なようですが……自動運転車の市販第一号がいつ頃発売になるのかは楽しみです。 実際、本日安倍首相が語ったところによれば、政府は2020年までの自動運転車デビューを目指しているようです。 首相 東京五輪までに自動運転車の実用化を http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151004/k10010258211000.html  

3Dプリンタ

3dprint そのままプリンターの立体版と思って下さい。設計図をパソコンから転送すると、特殊な樹脂を使って三次元のパーツを作ってくれる機械です。 すでにDMMではデータを送付すると3Dプリンターで出力してくれるサービスを行っていますし、Amazonでは家庭用の3Dプリンタ本体が販売されています。 これまで何か一つのパーツを作るのに、設計図の制作から金型制作、試作とテスト、そして、大量生産による量産が不可欠となっていましたが、これは1個から非常に安価で簡単にパーツを作ることができるので、工業パーツ等ではすでに普及が始まっています。 更に義手や補聴器等、人によって形状の違うパーツの制作も、非常に低コストで行うことが出来るため、世界各地で3Dプリンタを使用したプロジェクトが始まっています。 http://www.huffingtonpost.jp/techcrunch-japan/3dprint-prosthetic-hand-robot_b_7005922.html   もちろん、1家に一台3Dプリンタのある時代が来るかはわかりませんが、あなたの家にも、3Dプリンタで作られた道具や家具がそのうち置かれるようになるでしょう。    

人工知能(AI)

robot 「人工知能っていっても、まだまだ不具合ばっかりなんでしょ?」と思っているあなた。 理論物理学者のホーキング博士が、「近い将来、人間はロボットに脅かされる」と言っているのはご存じですか? http://jp.wsj.com/articles/SB10412567118926353716304581135211873076004   もちろんそれは極端な話ですが、iphoneをお持ちの方はホームボタンを長押しして、Siriという人工知能と会話してみてください。意外とスムーズにやりとりできて驚くかもしれません。 さらにGoogleNowというサービスは、あなたの次の行動を予測して、指示も出してない目的地までの移動時間や渋滞情報を表示してくれますし、facebook等で知り合いの顔写真が「友達ですか?」と出てきて驚いた方もいらっしゃると思います。   すでに影響を及ぼしている人工知能ですが、今後10年で更に大きな影響があなたの生活に及ぶでしょう。 多くの専門家が「いずれほとんどの仕事がAIに取って代わられる」と予測しています。 http://itnp.net/story/1105   例えば私たちのやっているホームページ制作も例外ではありません。 アメリカでは、ホームページで掲載したいデータを流すと、人工知能が勝手にデザインを組んでくれるサービスが現在開発されています。 https://thegrid.io/   もちろん私たちはただ作るだけではなく、ディレクションや提案、ウェブコンサルも兼ねたサービスを行っているので、来年AIに仕事を奪われる…ということはないと思いますが、「自分の仕事は自動化できてしまう仕事だろうか?」と常に意識することは必要かもしれません。  

ロボット・ドローン

droon ドローンというと、最近では落下事故を起こしたり、城に衝突したり、プライバシーを侵害したり、という厄介なものと捉えがちですが、生活を非常に便利にしてくれるものとして本来注目されています。 例えばFacebookが考案しているこのドローン、高度18kmの距離を太陽光で90日間近く飛び続け、ドローンの下のエリアにネット環境を提供します。 https://code.facebook.com/posts/993520160679028/building-communications-networks-in-the-stratosphere/   大きさは旅客機と同じぐらいですが、重さはわずか400kgしかありません。 このドローンがあれば、ケーブルを伸ばすのが大変な発展途上国でも、すぐにネット環境を整えることが出来ます。ネット環境さえ整えば、衛生などの教育、災害時の情報伝達、医療格差の緩和など、様々なハードルを一気に下げることが出来ます。 また、災害等により電力や通信が断絶され、陸の孤島となってしまった地域に対しても、このような設備があればすぐに情報を伝達することができます。まさに画期的な技術ですね。   私たちの身近なところでは、宅配ドローンや、工場・農作業でドローンが使えないか、開発が進んでいるようです。若干日本が出遅れている感は否めないのですが、日本の各メーカーにも期待したいところです。    

VR(Virtual Reality)

oculus 仮想現実といってもなんのことやら、と思うでしょうが、 例えば車の免許をとる時のシミュレーター。あのシミュレーターの映像が、実車に近い3Dで、視界を余すことなく覆い、左右を向いた際の視界も再現され、遠近感や音の方向まで本物そっくりにされていたとしたらどうでしょう。 かなり現実に近い環境で運転の練習が出来るのではないでしょうか。   実はこの技術、かなり近いところまできています。 Facebookが買収したバーチャルリアリティの機械、「Oculus rift」は来年初旬発売予定です。   この機械を動かすには、若干ハイスペックなPCが必要ですが、フルHD(最近のPCの大きなモニタ)と同じ画質の視界が広がるので、かなり没入感は強いものとなるでしょう。 こちらは実際にVR技術を試してみた人の動画ですが、あまりのリアリティに腰を抜かすほどの衝撃を受けています。

  まずはもちろん、映画やゲーム等の娯楽コンテンツを楽しみたいところですが、 例えば最初の例に出した車のシミュレーターのように、産業・医療等技術継承の道具としては大変優秀です。 また、体の不自由な方でも旅行の追体験ができたり、思い出や歴史の保存にも使うことが出来るでしょう。       さて、それぞれの項目を見ていくと、これからの未来が大変明るく見えてきますが、もちろん技術は明るい面だけではありません。 ドローンに規制の動きが広がっているように、それぞれの技術にはそれぞれのリスクや問題があるでしょう。 しかし怖いものだと全て規制して誰も触らないでいるなら、かえってどういう危険があるのか理解できず、思わぬトラブルに巻き込まれていくかもしれません。 先進技術を人々の身近なところへ、安全にもっていくのが、私たち技術屋の使命だと考えています。 なるだけ早く、皆さんをあっと言わせる技術をお届け出来るよう常に最新技術には目を光らせてまいります。これから楽しみにしていて下さい!