ノスタルジーなゲームの世界

師走は何かと慌ただしい。
…ハズだったが、今年は時期恒例の旅行もなければイベントもお祭りもなかったために季節感が全く感じられない。あれよあれよと気が付けばもう12月中旬。早くないっ?!

 

さて、連日のブログから察するに弊社はゲーム好きスタッフが数名存在する。ここまで来たからには私もゲームの話でもしようかと謎の使命感が生まれる当人。コントローラーの感触がヤバいと謳われる『PS5』の話や、先日発売された足かけ8年の話題作『cyberpunk2077』の話題も良いが、当人生憎どちらも所有していない。

そんな中、今回ご紹介するのはこれから3Dがどんどん普及していく頃のゲームの話。懐かしい人は懐かしい。この時代を知らない人はこういうのもあったんだと、軽く流しつつ読んでいただけると有難い。

キーホルダータイプのゲーム機の爆誕

時は遡ること1996年、スマホはもちろん携帯電話すらほとんどの人がまだ持つことが難しかった頃、当時の次世代ゲーム機を押しのけて可愛らしいゲーム機が一大ブームを巻き起こす。所謂『キーホルダー型ゲーム機』でその先駆けとなったのが『テトリスミニ』と後に爆発的な人気を博する『たまごっち』である。さてさてこの2つ、20数年の時を経て今まさに復活を時を迎えることになった(たまごっちは3年前に既に復活を遂げている)元々小型モノが好物な当人。物好き3割、懐かしさ7割の勢いで購入ボタンを押してしまったのだが、あとの祭りである(笑)

 

テトリスミニ

テトリスは老若男女問わず幅広い層から根強い人気を持つパズルゲームのひとつ。そのキーホルダー版。レトロポップな画面に手軽に遊べてしかもアクセサリーにもなってしまう、可愛らしいアイテムです。6㎝×4.3㎝と小さいので多少のボタンの押しづらさはあるものの、やり始めるとついついハマってしまう…。このテトリスミニには3つのプレイモードが備わっており、点数を稼ぐ『マラソンモード』、20ライン消すまでのタイムを計る『20ラインモード』、2分間でどれだけ点数を稼げるか計る『ウルトラモード』の3つがある。

 

下の画像に登場している赤色のアイテムはまた別物となる。こちらはテトリスも入っているのだが、レースゲームやブロック崩し(のような)ゲームも入っている。あとよく分からないゲームも入っている。プレイするも未だにゲームルールがよく分からない…。これも物好きと懐かしさの勢いでガチャガチャでゲットしたモノ。

 

かつてのテトリスミニはボタン電池式。しかし今のテトリスミニは充電式。ここだけは現代仕様である。

公式サイト:テトリスミニ公式サイト

 

たまごっち

テトリスミニ以上に一世風靡したのがたまごっち。女子高生を中心に社会現象まで発展してしまう。当時はネット通販なんてものはないそんな時代、お店にはゲットするため長蛇の列を作ることもしばしばあったそう。たまごっちは携帯育成ゲーム。ご飯をあげたり、遊んであげたり、掃除したり…小さいながら割とやる事が多いゲーム。たまごから孵ったキャラは育て方によって色んなキャラに変っていくが、2週間程経つと突然小さな画面にはお墓が現れる。それはキャラの死を意味するもの。今までの育成ゲームには死の概念はほとんどなかったために、斬新なゲームのひとつでもあった。

当時は数あるカラーバリエーションのうち卵色である白色が一番の人気で、後入手困難な超激レアアイテムとなり高値で取引きされた。

現代に復活したたまごっちは当時の物より一回り小さくなって帰ってきた。プレイ内容も忙しい人向けにと当時よりも簡略化されサクッと遊べるようになっている。(ここが現代仕様?)激レアであった白いたまごっちは今回も健在。ただ、どういう訳か現代版の白いたまごっちは一番人気がないだとか。…ど、どういうことだっ?!?!

これも時代の流れなんだろうか?(しみじみ)

公式サイト:ネットで発見たまごっち公式ホームページ

 

さいごに

今やスマホさえあれば3Dゲームだって普通に遊べる時代。今のゲームも遊べる範囲が多岐に渡って広がり様々な楽しみ方があって面白いけれど、当時を知っている身としては時にはノスタルジーに浸りたくもなる。たまには過去を振り返って懐かしむのもアリじゃないかな。まだ触ったことがない方はどちらもお手頃価格なので是非手に取ってプレイしてみて欲しい。