ホームページの制作にあたり、自力での制作にチャレンジしたり、「作れる」と述べる社員に任せたりと制作会社以外に任せるのを選ぶ事業者様もいらっしゃいます。
確かに制作ツール等も進化しており、ある程度しっかり組まれたページを公開することも、そんなに難しくなくなってきました。
しかしながら、本当にしっかりしたホームページを制作するには、乗り越えなければいけないハードルがいくつもあります。
それは単純に見た目の問題だけではなく、顧客のためであったり、リスクマネジメントの問題であったりします。
もちろん「制作会社の意見」ではあるのですが、選択をする前にかならず考えていただきたい問題でもあります。
「作れる」より更に求められるもの
ホームページを「作る」だけでしたら、出来る人はたくさんいます。
作れる小学生も珍しくはありません。簡単なものであれば、プログラミングの知識がなくても生成できるツールがありますし、基礎知識はネット上でお金をかけずに知ることが出来ます。
しかしながら、事業所のホームページは、「結果を出す」ことが求められているホームページです。
持って満足するだけでなく、お客さんに対して必要な情報を伝え、あなたのサービスを選んでもらう必要があります。
自分本位のホームページではなく、閲覧者第一でなければならないのです。
例えば使っている画像。格好いいだけでなく、商品のことを全く知らない人にも「それが何であるか」「どういう時に使うのか」「どうやって使うのか」がわかりやすい画像でしょうか。
いろんな画面サイズで見ても、その理解度は保たれていますか?
更に画像サイズの問題もあります。画像には縦横の大きさだけでなく、ファイルそのもののサイズがあります。
たとえ縦横の長さが同じように見える画像でも、読み込みに5秒掛かってしまう画像もあれば、0.1秒で済む画像もあるのです。
もし最初の画像がどれだけ魅力的であったとしても、表示に3秒以上掛かってしまうなら、多くの人は前のページに戻ってしまうでしょう。
画像一つとってもこれだけ多くの問題があるのです。
もしそれらのハードルをクリアし、見た目がきれいに出来たとしても、他の問題があります。
それは検索エンジンに評価される組み方でしょうか。
ホームページはHTMLとCSSという言語で構成されています。
これの書き方には色々とルールが有るのですが、ほとんどのルールは無視しても見た目だけなら成り立ちます。
例えば各文章の見出しは、hタグと呼ばれるコードを使用するルールがあるのですが、これを無視して他の文章と同じタグを使ったところで、見た目にはまったくわかりません。その他にも段落・引用・強調・メニュー等、それぞれ役割のあるタグがいくつもありますが、そのすべては検索システムにわかりやすくするために使用するのです。
(更に言えば表には一切出てこず、検索エンジンにのみ渡すタグもあります)
当然これらは正しく使用することで、検索エンジンに加点となります。これらルールを一切無視して構築しても、見た目は成り立ちますが、検索エンジンにはあまり評価されません。
著作権やセキュリティの問題
また従業員に任せる場合、思わぬ罠が潜んでいることもあります。
例えばですが、
すばらしくわかりやすいホームページができた!と喜んでいたのもつかの間、実は他社の画像をそのまま使っていることが発覚しました。
この場合、削除して「すいませんでした」で済ませてくれるかは相手次第です。最悪の場合、訴訟や「○○者様の画像を無断で使用しました。申し訳有りません」という文言を一定期間表示する等の対応が求められます。
更にセキュリティの問題もあります。
脆弱性のあるシステムを使用したり、サーバのパスワード等が漏洩した場合、知らないうちに迷惑メールの発信元になっていることがあるのです。
しかもそれに気づかないままサイトを維持し続けてしまい、知らないうちにメールアドレスが使えなくなるかもしれません。
気づいた後もすぐに復旧できれば良いのですが、一度汚染したプログラムを綺麗にするのは、ある程度システムを理解していても至難の業です。
期待に見合ったコスト
現在、WEBを考えないで事業を行うのは、逆に難易度が跳ね上がります。
多くの人はサービスを探す際WEBで検索しますし、銀行も融資を検討する際ホームページを確認するからです。
ですので、WEBに対してなるだけコストを掛けずに済ますのではなく、うまく活用して事業全体を底上げすることをおすすめします。
今なら小規模事業者持続化補助金や、IT導入補助金等を活用して、コストを下げることも可能です。
CUBEはあなたの事業をどうやってホームページで成功させるか、一緒になって考える会社です。
まずはぜひご相談下さい。