熱中症には十分にご注意を。

連日の猛暑、外に出ると体からありとあらゆる水分・体力が奪われそうで、そろそろ脂だけはしっかりのった干物になるんじゃないかと思う今日この頃。しかもコロナ禍でマスクもしなければならないし、体感温度も例年以上に暑く感じる。
毎年『今年一番の暑さ』というパワーワードを聞いている気がするのは気のせいかな?しかし今年は本当に『今年一番の暑さ』になった地域も多かったのではないだろうか。連日の猛暑のおかげで最近スイカバー(アイス)にハマりつつある(笑)アレ、美味しいですよね♪(ファミリーパックに入っているメロンバーも美味)

先日の8月17日、静岡県浜松市では歴代最高記録タイの41.1℃を記録しました。41度なんて少し熱めのお風呂じゃないですかっ!ちなみにココ熊本は1994年7月17日に記録した38.8℃が県内での最高気温。しかも前日の16日も同じ38.8℃をたたき出している。熊本は九州県内でも比較的気温が高くなりやすい傾向にあり、その理由として熊本は九州山地に囲まれた盆地、すり鉢状の地形をしているため熱気が逃げにくく熱がこもったままの状態になるのだとか。

もしコロナ禍がなければ阿蘇や菊池渓谷辺り、避暑地としてとても賑わったことだろう…。

『暑い』話ばっかりなので文章見ただけで熱中症とならないように、涼しい場所と小まめな水分補給で体を潤しながら以降を読んでいただきたい。みんな干物になる必要はないよ。(なんだかアジの干物食べたくなってきた…)

上には上がおり…

さて、ここで世界に目を向けてみましょう。
浜松市が歴代最高タイ記録をたたき出したころ、アメリカのカリフォルニア州のデスバレーでは華氏130度を記録した。気温に変換すると54.4℃。

もう異次元…。なんなら40℃台が涼しく聞こえてしまう程の錯覚に陥る。

 

ただし、この気温は公式ではないらしく現在検証中とのこと。もし確定すれば今年8月時点での世界最高記録となる。

このデスバレー(死の谷)は世界で一番暑い場所として有名なトコロ。名前からして既にキケンが危ない。1913年には世界史上最高気温56.7℃を記録し、いまだこれを超える記録はないとされる。

 

ではなぜここまで暑いのか?

基本的にはデスバレーも熊本同様、盆地の地形である。ただ、海抜が極端に低く高い山々に囲まれ雨量が少ない乾燥地帯であるため、熊本以上に熱がこもる。更にフェーン現象が起こりやすいおまけ付き。地名が死の谷と呼ばれるのも過酷な環境から多くのExplorers(エクスプローラー=探検者)が命を落としたことから由来するのだとか。

猛暑とか酷暑と呼ばれる定義

日本国内の話に戻りまして…
天気予報を見ていると『真夏日』や『猛暑』『酷暑』といったキーワードをよく耳にするのではないでしょうか?ご存知の方も多いかと思いますが、このキーワードは気温が上がるにつれて呼び名が変わってきます。

夏日

最高気温が25℃以上の時

真夏日

最高気温が30℃以上の時

猛暑日

最高気温が35℃以上の時
※『酷暑日』と呼ばれることもあるが現時点では非公式である。

極暑日

最近使われ出した新しいワード。40℃以上で使われるかどうかは不明。

ここ毎日『猛暑日』はイヤでも聞いている…。ホント、早く涼しくならないものか、せめて朝晩だけでも。

暑さと探求心

ここで気になったのは、『逆に一番寒い地域と気温』
暑い日に暑い話もウンザリするし、せっかくなので一番寒い記録を調べてみました(笑)少しくすぐる探求心♪

日本の歴代最低気温

1902年1月、北海道の旭川で-41.0℃を記録しています。
ちょっと!歴代最高気温にマイナスが付いただけに見えるっ!しかもあまりにも低すぎて寒さの実感が全くもって分からないっ!

世界の歴代最低気温

1983年7月、南極にあるボォストーク基地で記録した気温が-89.2℃。
ただ近年データ分析をした結果、地表面温度が-93.2℃だったことが分かっている。最低気温の方が異次元すぎた…。

北半球に限った場合では1933年2月にロシアのオイミャコンで-67.8℃が記録されている。

さいごに

暦上秋と言えど、まだまだ暑い日は続きます。小まめな水分補給と適度な塩分補給を心がけましょう。お部屋にいる時はクーラーや扇風機などを上手く使い部屋の環境を整えましょう。そして、美味しい物たくさん食べてストレスフリーな体調管理をしましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。