8/11は山の日

8月11日は「山の日」。日本の国民の祝日の一つ。2016年(平成28年)1月1日施行の改正祝日法で新設された。

的場です。
昨日から甲子園が開幕。日曜日までオリンピックおじさんだった私も甲子園開幕と同時に私も高校野球おじさん化としています。以前から持っていたポケットラジオを高校野球を聞くために久々に取り出しました。しかし何度電源を入れてもノイズ音すら聞こえず。安かった物という事もありましたが、故障しており、この度新調しました。非常持ち出し袋などにラジオを入れている方もいるとは思いますが、非常食の期限と同じくたまにチェックした方が良いのかもしれませんね。
みなさん普段ラジオは聞いていますでしょうか?私は四六時中聞いてる程のラジオ好きです。ラジオではなく、Podcastなどの音声コンテンツやインターネットラジオなどを聞いている方も居るかと思います。

今やインターネットを通しパソコンやスマートフォンでラジオが聴ける時代。特にスマートフォンなどのアプリで聞ける「radiko.jp」の力は非常に大きく、10代や20代など若い層の聴取率が増えてきているとの事。この「radiko.jp」は基本無料で自分の住んでいるエリアの放送局が聞けるというサービス。そして、月額費を払えば北海道から沖縄まで日本全国の放送局がどこでも聞けるようになるエリアフリーというサービスもある。(私はもちろん加入済み)
“聴覚”(音声)だけでおもしろいコンテンツを作らなければならないラジオ業界。Web業界をはじめデザインなど、ものづくりをする人に関連するものもあると思います。
時代の変化でコンプライアンス重視になっている現状の世の中。デザイン面でも気を使いながら製作する事も少なくはないはず。また世代によっては「おもしろい」の感覚が違う、というか感覚自体が世代によって全く異なっているという印象。40代や50代が「おもしろい」と思うものでも、10代や20代では同じコンテンツでも「おもしろい」が伝わらないことがある。10代や20代前半は子供の時からスマートフォンに触れている世代。当然と言えば当然かもしれないが、この年代やターゲット層などに気をつけなければコンテンツとして成功していけないのが現実。
ラジオ番組は聴取率という数字で数カ月に1回データ化される。これが広告評価指数にも直接繋がるという。廃れた業界と思っている方も居ると思うが、リスナー数は年々増えてきており、ラジオの広告費も2010年代後半からは横ばい傾向が続いている。これはインターネットでラジオが聴取可能になった事も関連し、デジタルと組み合わせて新しい広告が増えたそう。
ここで構成というものが大切になってくる。はず。商業広告というものはある程度ターゲット層を絞って制作される。この仕組みはホームページを作っている我々含め、当てはまる職業形態は多いかと。例えば、このブログの始めに触れた甲子園。熱闘甲子園など関連するテレビCMを見かける事も多く、テレビ中継が基本的に思い浮かばれると思う。ただNHKのAM(NHK第1)やABCラジオ(大阪の放送局)でも中継している。わざわざ”AMラジオで中継しますよ”とテレビCMは打たない。当たり前じゃんテレビとラジオってメディア媒体が違うじゃん、と言われそうだが、本質的に考えるとここもターゲット層の違い。テレビはテレビ、ラジオはラジオ。それぞれ利用している人達を理解するのが一番大事でしょう。

ホームページも一緒だと私は思う。
例えば老舗の料理屋のホームページがあるとする。お店自体のメインターゲット層は40代~60代。これでホームページのターゲット層が20代~30代であれば、集客効果は難しいでしょう。もちろんホームページ自体も広告になるのは確か。ホームページやっているんですよ!と、わざわざ来店する客にアプローチは掛けないだろう。ネットサーフィンをしていると、やっている事とやりたい事があまりにも違い過ぎていません?というホームページ等をたまに見かける。

10代や20代はホームページそのものを見る事はあるのでしょうか。ネットショッピングなどでECサイトやLPサイトに触れる機会は多いとは思うが、SNS主体になっているこのご時世。SNSではお店や企業等のオフィシャルアカウントがあるのが当たり前になり、広告等をより手軽に、より気軽に、よりユーザーとのコミュニケーションが取りやすく発信・受信が出来るようになった現代。SNSでの投稿で「おもしろい」が世代を超えて”バズったり”する事も多くなってきました。
SNSでの投稿→広告→ECサイト/ホームページ。このようにスムーズに行けば御の字でしょうが、もしかするとSNSで止まっているコンテンツの方が多いのではないでしょうか。SNSを常日頃から利用しているユーザー層の中で、わざわざホームページから見ている者はいるのか?と思う的場でした。