好きな金魚を上げる回(らんちゅう)

最近セミがしっかり鳴いていて、夏が本番に差し掛かったなというのをしみじみ感じている今日この頃の筆者です。

夏といえば、金魚がかわいい季節ですね。(金魚はいつだってかわいいですが)

~一口豆知識~

たいていの方はご存知の、縁日などで金魚すくいの金魚さんは残念ながら短命です。

しかししかし、ペットショップなどで売られている金魚たちは10~15年は生きてくれます。(長生きですね~)

なんとなんと、43年も生きたギネス級(というかギネス記録に載ってる)の強者もいたみたいです!すごい!

ざっくりと想像してみると、人間が300歳くらいまで生きてるって感じですかね・・・?(!?)

唐突ですが、筆者は金魚が好きです。

基本的には、ぷっくりしているというか、ずんぐりむっくりというか、とりあえずぷくぷくしている金魚がかわいいと思っています。

あとは、尾がひらひらな金魚ですね。

今回はらんちゅうという金魚をご紹介。

 

らんちゅう(蘭鋳、蘭虫、卵虫)

卵虫はちょっと・・・。うんちょっと・・・。ねぇ・・・。

個人的ずんぐりむっくり代表の金魚です。

なにこの正面2匹の写真。ぐうかわ。

金魚を見る角度で一番好きなところは正面です。愛くるしさがたまりません。

らんちゅうといえば、背びれが無く、他のひれもそんなに大きくならないのが特徴です。

尾ひれは、金魚の典型の三尾や四尾、桜尾を標準としています。

 

三尾(みつお)

鮒尾(金魚の祖先、フナの尾ひれの形)からの突然変異で生まれてきた尾っぽです。上から見ると尾が三つ叉の形のため「三尾」(みつお)と呼ばれるようになりました。

 

四尾(よつお)

三尾によく似た形をしていて、ひれの中央に切れ込みが入っているため上から見ると四つ叉に見えることから「四尾」(よつお)と呼ばれています。この四尾、三尾と比べて切れ込みが多いので、泳ぐとひらひらしてとってもきれいな尾っぽなんです。

 

桜尾(さくらお)

この桜尾は、三尾と四尾の中間にあたる形をしており、上から見たときのひれの切れ込みが四尾よりも浅く、その形が桜の花びらのようなことから「桜尾」(さくらお)と呼ばれています。四尾よりもひらひら具合が優しくなります。名前と相まってとってもかわいいね。

 

尾ひれのご紹介はこのくらいで、らんちゅうのご紹介に戻りましょう。

このらんちゅう、「素赤」(体が赤く(濃いオレンジ色)、それぞれのひれの先端が白っぽい色)や、「更紗」(もっぱら赤と白の紅白模様、他に白黒・赤黒のものもあります。なお、赤の比率の多いものを赤更紗、白の比率の多いものを白更紗と呼ぶそうです。おしゃれね)模様の子が多いんですが、生まれたときは黒色なんです。

ちなみに、頭部の肉瘤がライオンの頭部を連想されるためか、「ライオンヘッドゴールドフィッシュ」っていう英名が付いています。なんかすごい・・・。

 

らんちゅうの種類

大阪らんちゅう

背びれが無く、丸井背中と開いた尾びれ。肉瘤はそんなに発達していなく、花房と呼ばれる丸い粒のような瘤が左右の目の前にあります。

協会系

明治期の東京の初代石川亀吉が作り出した、現在のらんちゅうの基礎の一つになります。

この系列は、力強い体型と尾の形態の均整、泳ぎ方の美しさを重視する。

宇野系

明治期の京都では陶芸家宇野仁松(1864年-1937年)が趣味で飼育していた「協会系」のらんちゅうを宇野の審美眼で選抜し、審美の基準が確立されたこのが「宇野系」と呼ばれています。

この系列は肉瘤の発達と色彩の美しさを重要視していて、体型の大きいものは好まれないそう。

筆者とは趣味が合わないようだ。(ずんぐりむっくりが好きだからね)

 

さいご

みなさんの好きな金魚はどんな金魚ですか?

筆者は、ずんぐりむっくりな金魚が好きです。(大事なことなので何回か言います)

きんぎょだよ。