ファッションに疎い僕が一日で生まれ変わったお話

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みなさんこんにちは、CUBE吉川です。

突然ですが、身に纏うもの、つまり洋服に気を使ってますか?

「何かダセぇな」という身近な方々からの一言から始まった物語。

そこで今日は私、吉川を使って「ダサ坊」から「オシャレな人」へと生まれ変わるビフォーアフターを実施したお話です。

 

そもそもファッションの起源って?

ファッションの起源

当たり前の様に衣類を身にまとう現代人ですが、どうしてオシャレを楽しむようになったのでしょうか。

 

進化の過程で「体毛」が無くなっていた人類は、環境に適応するために食料としていた動物から温かい毛皮をなめして身につけたことが始まりだと言われています。そこから、時代の流れと共に寒さから身を守るための物だった服に対し、人々はデザインや色にも強いこだわり持ち始めたことがファッションやオシャレという定義の起源だそうです。

 

もしかしたら原始時代でも、「あいつのぶら下げてる骨アクセ超イケてね?」とか「その色味のキツネどこで狩ったの?」などと会話をしていたかもしれません。

 

 

現代ファッションの役割は?

現代ファッションの役割

見た目は対面してお話しする場合、ビジネス視点で考えても、相手に与える印象を大きく左右すると言われる程重要視されていますよね。
誰だって見た目が良い人と一緒に仕事をしたいと思いますし、逆にボロボロでみすぼらしい格好の人とは一緒に仕事をしたいとは思わないはずです。人は中身であるとよく言われますが、初対面の時に限っては、ほぼ100%見た目の第一印象が大切になってきます。

だから、綺麗でカッコイイ洋服やアクセサリーを身に纏う人が多いわけです。

 

 

じゃあ、自分のファッションは?

いつものファッション

いつものファッション

 

見ての通りです。

冬は暖かく、夏は涼しい格好、そして長時間業務を遂行しても疲れない機能性を重視した格好がメインなんです・・・
と言い訳したい所なんですが、これでも服は自分で選んで購入しているんですよね。

つまり、なるべく意識して自分に合っていると思うものをチョイスはしているのです。

 

ということは、何だか見た目がイケてない人は、センスが無いという結論になりますよね。

 

仮にも私はデザインの話や企画プロモーションを行う人間なんですが、センスが無いとなるとお客様からの信頼度に直結してしまい、非常にマズいことになります。

 

 

もしかしたら、私のファッションがダサいと言うのはごく少数なのかもしれない。
そんな淡い期待を込めて自分はダサいのかどうかを、誰かにキッチリと判断してもらう必要があります。

 

 

身近な人の意見を聞いてみることにしました。

 

まずはスタッフの皆様から・・・

 

「ねぇねぇ、僕ってぶっちゃけファッションセンスどう?」

 

当社最年少ながらズバっと叩き切るデザイナー久保の反応

 

 

 

 

 

 

 

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久「(@´ω`):;*.’:;ブッ なーに言ってるんですか。ダイジョーブだと思いますよー(爆)」

吹き出す始末。いつもの切れ味どうしたんですか・・・

 

 

 

冷静な判断を下す係長安藤の反応

 

 

 

 

 

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安「いやいや、僕はファッションとか分かんないっスもん!」

マスクに隠れてても、めっちゃ笑ってるのが分かります。

 

 

西田、村上の反応

 

 

 

 

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西「いーとおもいますー(棒)」

村「いいとおもいますー(棒)」

棒読みだし完全に目が死んでやがる!全く生気を感じられない。

村上に関しては気を遣った「いいとおもいます」だけど西田に関しては軽く小馬鹿にした感じの「い↑ーとおもいま↑すー」だったし・・・

 

 

 

薄々は気づいていたけど、やっぱりオシャレだとは言われませんでした。時代が私に追いついていないのだと言い聞かせて人生を送ってきたけど、やっぱり違うみたいです。

 

 

・・・・私は考えました。

 

 

 

 

こうなったら毎日ファッションと接しているプロの方に診てもらおう、そして、それをブログのネタにしてしまおう。

どうせなら「ダンディズム漂う大人な男性になりたい」ということで、当オフィスのご近所で超オシャレなイタリアメンズブランドショップへと足を運ぶことにしました。

 

 

 

 

大改造計画スタート

今回私を救ってくれるのはこちらの方。

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Vainqueur取締役部長:大木 貴臣さん

 

はい、オシャレです。いつお会いしても相変わらずキマってらっしゃる。

 

ファッションを全く理解できていない私からすると、存在や次元といったモノを超越した救世主、まさに「マトリックスのネオ」。

もっと言えば、ダサい私にとってはオシャレすぎて一緒に歩きたくない人ナンバーワン。

 

 

とにかく、「私は生まれ変われる」そう信じて大木さんに全て身を委ねます。
Vainqueur 店内写真

店内はこんな感じです。

熊本市中央区上通アーケード内にてイタリアメンズブランド中心で、ちょっぴり大人なセレクトショップさんです。

 

要件定義

 

・まずは自分で選んでみたものを見て欲しい

・ブログの企画として成立させるためにも無難ではないものを希望

 

 

上記2つを大木さんに伝えました。
まずは、自分で服を選んでみることに。

 

 

 

自分で選ぶ第一回ファッションテーマ

<大木さんに寄せて探る>

 

 【以下、私の頭の中】
大木さんがダブルのジャケット着てるし自分もダブルで決めとけばある程度大丈夫

 

パンツは明るい色が良いと昔どっかの偉い人が言っていたし大木さんも明るいパンツだし

 

少しは自分を出していかないと・・・よし、このヒョウ柄の靴で誉めてもらおう・・・

 

とにかく首は何か巻いとけばOK!

 

 

 

 

こんな事を考えながら、自分で選んでみた服がこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕なりのファッション

私「どうスか?これいいっしょ?」

 

 

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大「・・・・・・」

吉(ん?まばたき長いなぁ)

吉(あ!もしかしたらオレっていきなり正解だしちゃった!?)

 

 

 

 

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吉「大木さん、これっス。見てください。」

 

 

 

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大「・・・・・・・・・・・」

私(あれ?眠いのかな・・・)

 

 

 

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私「大木さん、起きてください。ぶっちゃけこれどうなんですか?」

大「うーん、チョイスうんぬんは置いといて、まずサイズからしっかり考えましょうか。」

吉「わかりました、まずはサイズですね!あ、でも私のチョイスはどうでしたか?」

大「えっと、さっきも言いましたけど一旦置きます。チョイスは忘れてください。まずはサイズです、サ・イ・ズ。」

 

 

吉(ふふふ、オレのセンスが良すぎてチョイスは突っ込みどころがないのかな)

吉(ヨッシャ!ちょっと自信ついてきた!!!!)
今度は自信たっぷりで二回目スタート

 

 

自分で選ぶ第二回ファッションテーマ

<自分のセンスを信じ抜く>

 

 【以下、私の頭の中】
シングルのシャケットでも遊べるって所を見せてやるぜ!

 

柄パンで少し遊び人風を演じつつ総合的にまとまればセンス抜群になってgood!

 

シンプルはもう飽きた、あえて外しの銀の靴でメタリック感を演出!

 

やっぱり首には何か巻きたい。これだけは外せない!

 

こんな事を考えながら、二回目の選択がこちら

 

 

 

 

 


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私「じゃじゃじゃーん!」

 

 

 

 

 

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吉(お??正解?)

 

 

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吉(おおお!?もしや?)

 

 

 

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吉「正解出ちゃいました!?」

 

 

 

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大「いや、笑かしにきてるでしょ?(笑)」

 

 

 

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吉「へ?笑かし?・・・そ、そ、そーなんですよ(汗)」

大「んもう、吉川さんオモシロイなー」

< p> 

 

大「あはは~」

吉「あはは^^;」

 

 

 

 

Vainqueur取締役部長:大木 貴臣さん

大「とりあえず、吉川さんに合いそうなものを僕が選んでみるのでちょっと待っててくださいね」

吉「はい!嫁様は何とか説得するので予算とか気にせず選んじゃってください!」

 

と、勢い余って男気あふれるセリフを自ら吐き出し、大木さんにお任せすることになりました。

 

 

 

試着を何度か繰り返し、以下の6点を選んでくださいました。

 

 

 

※全身写真は後ほど

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ジャケット→[Mason’s]

 

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シャツ→[DELAY]

 

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パンツ[Mason’s]

 

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靴→[DI MELLA]

 

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アイテムにストールとチーフ

 

 

さすがプロ!

 

仕事が早いし、すごくイイ!

 

 

どれもワンランク上のブランドで、こんな私でもちょっぴり大人な男性の気分が味わえる品ばかりでございます。

 

 

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帰宅後の嫁様のことは帰宅後に考えるとして、無事お買い上げ。

こんなダサ坊の私でも真剣且つ丁寧に対応して頂き本当に有難うございました!

 

 

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大「吉川さん、一回こっち側の世界に足を踏み込んだんで、もう後戻りは出来ませんよ?わかってますよね?」

吉「つまりはマトリックスのお話しですね!」

大「ん?」

吉「え?」

 

大「必ずまた来てくださいね、そのジャケットに合うパンツ押さえておくんで(笑顔)」

吉「もちろんです!絶対に行きますから!」

 

 

・・・そう、私は「生まれ変わった」のだ

 

さっきまでの探り探りな自分がそこにはもう居ない。ちょっとオシャレになると背筋もピンッとなりますし、初対面の方にもこれで安心してお会いすることが出来るというものです。

 

身にまとうものひとつでこんなにも自信に満ち溢れた自分になれた!だって救世主大木さんが選んだ服なんですから!

 

 

ご協力店舗様:Vainqueur(ヴァンクール)

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取扱:インポートブランド セレクトショップ

住所:熊本県熊本市中央区上通町7-5・マツモトビル2F

TEL:096-324-9037

 

※階段入り口のオレンジのマットが目印です

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何から何までバッチリコーディネートしてくださるので
「モテたい」「オシャレになりたい」「LEONみたいな感じにしたい」という方は是非、上通町Vainqueurへ!

 

 

 

さあ、あとは撮影です。

 

 

 

撮影を前にこっそりお隣さんで髪の毛セットをしていたら盗撮されていました。

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どうせなんで許可もらって店内で撮影しましょう

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SPUTNIK冨永さん、ご協力ありがとうございました!

 

 

 

祝完成!脱ダサ坊!

 

 

 

ビフォーアフターはこちら!

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以下CUBE内にて撮影したものです。

 

 

 

 

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スタッフの皆様も、普段ダサイ人が生まれ変われるならと必死にポージングの指示を出してくれます。

見てください、この余裕のしたり顔。

 

 

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ジャケットを開け
、意味もなく襟元を掴んでみたり。

 

 

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「私、仕事デキます!」と言わんばかりの腕組。

 

 

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カメラ目線ばかりじゃ味気ないかなと目線を落としたり。

 

 

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胡散臭さ全開に人差し指を立ててみたり。

 

 

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女性群のハートも掴みたい気持ちでちょっとはにかんでみたり。

 

 

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すいません、これは調子に乗りすぎですね。悪ふざけの部類です。

 

 

私の傲慢ではなく、ブログネタとしてきちんと成立させようと楽しく協力してくれたカメラマン、スタッフの皆様に感謝です。

 

 

 

 

オシャレになって私の人生が大きく変わりました

 

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無事、雑誌の表紙も飾ることが出来ました。これで私も有名人の仲間入り。

 

おしゃれになって生まれ変わりました

車購入費用が浮いた。

こんなオシャレな人が乗ってくれるのならと勝手にメーカーの方がやってきます。これもオシャレになったおかげですね。

 

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カジノ王にもなれました。

オシャレって魔法みたいなもので自分に自信を持つことで全てが上手くいくものなのです。セレブ仲間と毎日豪遊してます。

 

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一生掛けても手の届きそうにない豪邸だって。「ね、かんたんでしょう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッ・・・!

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という夢を見てました。

 

 

 

 

最後に

 

頂いたありがたいお言葉

クライアントA様「あら、吉川さんいつもと何か違うばい!えっらいシャレとっばい。どぎゃんしたと?」

これは普通に嬉しいですね。

 

クライアントY様「いつもオシャレですよね」

今までのダサかった格好も帳消しになっててラッキーです。

 

息子&娘「パパなんかカッコイーね」

出来た子どもたちです。

 

スタッフの皆様「今日だけはかっこいいっスね」

う、うん

 

 

と、何かしら反応をしてくれます。

こんな私を見て、それに対してコメントをくれるなんて最高じゃないですか。

こうやって自身の身なりが変り、反応をもらうことで、いろんな人に対する見方の角度が変わってきて見識をもっともっと深められそうです。

 

 

後はこの服がヘビロテになってしまい、「あの人あのパターンしかないよね」とならないように気をつけたいところですので、またVainqueurさんにおじゃましたいと思います。以前から知っていたお店なのですが、きちんと買い物したのは初めてで、めちゃくちゃファンになってしまいました。

 

これからもオシャレの修行をもっともっと磨いてまいります!

 

以上、吉川のビフォーアフターでした。