先日の台風19号において、被害に遭われた皆様へ、お見舞い申し上げます。
今回特に話題になったのが、住んでいる場所の災害リスクです。
もともと川だった場所を埋め立てていたり、雨水のたまり安い場所に住んでいると、今回のような災害時、避難を強いられるかもしれません。
名前に「川」「沼」等が入っている場所は危ない!とも言いますが、
twitterで回ってきた調査方法が、とても有用でしたのでシェアしたいと思います。
(一部地域のみ対応です)
よく雑誌とかに「地名でその土地の災害リスクがわかる」とかやってるけど、それなら地理院地図のサイトで「情報」ボタンを押して、ベクトルタイル提供実験→自然地形の順に表示させるとその土地の成り立ちから災害リスクまで表示してくれる。もっと知られても良いと思う。 pic.twitter.com/Iq9E2sIs8Y
— いこー (@e_ikuon) 2019年10月21日
国土地理院 地理院地図
https://maps.gsi.go.jp
上記URLを開くと、このような画面が出てきます。
まずは調べたいところに地図を合わせてください。
その後、左上の「情報」ボタンを押します。
一番下の「ベクトタイル提供実験」を押してください。
下から2番目の「地形分類(自然地形)」を押します。
色のついた部分をクリックすると、その土地の情報が出てきます。
福岡市大手門のあたりは、浸水リスクは低いですが液状化リスクは多少あるようです。
あくまで何通りかに分類した上での自然災害リスクが表示されています。
各所固有のリスク説明では有りません。固有のリスクは各自治体のハザードマップを参照しましょう。
とはいえ、その土地が埋め立てたところなのか、川が氾濫する危険性はあるのか、等知っていおいたほうがいい知識を得ることができます。
例えば私が昔住んでいた地域。
かつての九州北部豪雨で、1階まるまる飲み込まれるほどの水害にあった地域ですが、
その名も「氾濫平野」と書かれています…
引っ越しや、土地の購入等を考える際には必須のページだと思いました。
また、たとえリスクのある土地から、すぐに引っ越すことが無理でも、知っておくことでいざという時素早く判断ができるかもしれません。
常に災害への備えを万全にしておきましょう。